基本情報の作成

ソルバーの基本情報を作成します。 リスト 14 に示すような ファイルを作り、 フォルダの作成 で作成した "example" フォルダ の下に "definition.xml" の名前で保存します。

リスト 14 基本情報を記述した格子生成プログラム定義ファイルの例
 1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
 2<GridGeneratorDefinition
 3  name="samplecreator"
 4  caption="Sample Grid Creator"
 5  version="1.0"
 6  copyright="Example Company"
 7  executable="generator.exe"
 8  gridtype="structured2d"
 9>
10  <GridGeneratingCondition>
11  </GridGeneratingCondition>
12</GridGeneratorDefinition>

この時点では、格子生成プログラム定義ファイルの構造は 図 27 に示すようになっています。

../_images/gridgendef_structure1.png

図 27 格子生成プログラム定義ファイルの構造

正しく定義ファイルが作成できているか確認します。

iRIC を起動します。 図 28 に示すダイアログが表示されますので、「新しいプロジェクト」ボタンを押します。 図 29 に示すダイアログが表示されますので、 "Nays2D" を選択して "OK" ボタンを押し、 新しいプロジェクトを開始します。

次に、メニューから以下の操作を行い、格子生成アルゴリズムの選択画面を表示します。

メニュー: 格子(C) --> 格子生成アルゴリズムの選択(S)

格子生成アルゴリズムの選択ダイアログの表示例を 図 30 に示します。 ここに、先ほど作成した定義ファイルで指定した "Sample Grid Creator" が表示されていることを確認します。確認できたら、キャンセルボタンを押します。

../_images/iric_start_dialog1.png

図 28 iRIC のスタートダイアログ

../_images/solver_select_dialog1.png

図 29 ソルバー選択ダイアログ

../_images/gridgen_select_dialog.png

図 30 格子生成アルゴリズム選択ダイアログ