.. _notice_about_version: ソルバーのバージョンアップ時の注意点 ===================================== ソルバーをバージョンアップする際は、ソルバーそのものを改変するとともに、ソルバー定義ファイルを更新する必要があります。 ソルバー定義ファイルを更新する際の注意点について、以下に示します。 - SolverDefinition 要素の name 属性は編集しないでください。 name 属性が異なると、iRIC は別のソルバーとみなし、過去のソルバー用に作成したプロジェクトファイルは 読み込めなくなります。 - SolverDefinition 要素の caption属性を変更してください。caption 属性は、ソルバーの名前とバージョンの情報を保持する任意の文字列ですので、例えば \"Sample Solver 1.0\"、\"Sample Solver 3.2 Beta\", \"Sample Solver 3.0 RC1\" など任意の形式でバージョンを記述できます。下で示す version 属性とは独立に設定できます。 - SolverDefinition 要素の version 属性を、 :numref:`versionup_cond` のポリシーに従って変更して下さい。 なお、バージョン番号は、例えば \"3.1.4\" などのように、 \".\" で区切られた番号から 構成されます。先頭から順に \"メジャー番号\"、 \"マイナー番号\"、 \"修正番号\" と呼びます。 修正番号は省略可能です。 .. _versionup_cond: .. csv-table:: 更新するバージョン番号の構成要素 :file: versionup_cond.csv :header-rows: 1 なお、バージョン番号が異なるプロジェクトファイルの互換性については、iRIC では以下のように扱われます。 - メジャー番号が異なるソルバーのプロジェクトファイルは、互換性がない。 - マイナー番号が異なるだけのソルバーのプロジェクトファイルは、より古いものであれば互換性がある。 - 修正番号が異なるだけのソルバーのプロジェクトファイルは、常に互換性がある。 ソルバーとプロジェクトファイルのバージョン番号と、互換性の例を :numref:`version_compatibility` に示します。 .. _version_compatibility: .. figure:: images/version_compatibility.png :width: 440pt ソルバー・プロジェクトファイルのバージョン番号と互換性の例 バージョン番号の増やし方の基本方針は :numref:`versionup_cond` で示したとおりですが、最終的には、プロジェクトファイルの互換性を考慮して ソルバー開発者の方がご判断ください。 また、同一のソルバーの異なるバージョンを、同じ環境に混在させたい場合は、 solvers フォルダの下に、異なる名前でフォルダを作成し、その中にそれぞれ異なる バージョンのソルバーを配置することができます。 フォルダの名前は、ソルバーの名前とは独立につけることができます。